結果の出ないチームのサポータが出来ることとは
Jリーグも中盤戦に差し掛かり、調子のいいチーム、悪いチーム、結果がでないチームいろいろありますよね。
サポータも結果のでないチームにイライラ、諦め、嘆き、様々な感情を持つことでしょう。
果たして、このような現状を打破するためにサポーターが出来ることはあるのでしょうか?
今回は、このテーマについて考えて行きたいと思います。
サッカーは、サポーターがゲームに影響を与えることができるスポーツである
まずは、サッカーにおけるサポータの影響力を考えてみましょう。
サポーターの存在がゲームにどのような影響を与えることができるのか?
そもそもサポータが応援しようが、しなくてもそこまで影響がないのか?
私自身の見解を述べさせてもらうと、サッカーというスポーツにおいてサポータの存在はゲームを構成する要素の1つだと考えます。
もっと言うとサポータの力でゲームの結果を変えることが出来ると思っています。
先日行われた、CL準決勝リヴァプールvsバルセロナの2レグでそのことを確信しました。
1レグを0-3で落としていた、リヴァプールは、決勝に進むためには、最低4点を取り、失点をしないという、不可能に近いミッションを課せられていました。相手は、バルセロナ。サラー、フィルミーノ、ケイタを欠く厳しい状況。
普通に考えたら、逆転は不可能。
しかし、みなさんご存知の通り、逆転での決勝進出。
試合を見ていた方なら、感じたはずなのですが、リヴァプールが負ける気配がほとんどなかったのです。
その要因は、アンフィールド(リヴァプールのホームスタジアム)だったからといっていいでしょう。
会場全体の一体感、選手を奮い立たせる声。
サポータが雰囲気を作り、選手が応える。
そんな最高の関係が奇跡を生み出したのです。
勝利後のアンフィールド
Best team!! https://t.co/U86i2WlDXc
— ばやしこ⚽️ (@bayashiko72) May 11, 2019
サポータができることは、負けない雰囲気を作ること
サポータが、できることは、負けない雰囲気を作ること。
これに尽きると思います。
では、負けない雰囲気って何って話なんですが、ポジティブな空間を作ることだと思います。
ひたすらポジティブな雰囲気をゴール裏で作るんです。
ちょっとしたプレーに最大限の拍手、声援。
みなさんが選手を最大限に愛して応援するんです。
選手は、人間なんでポジティブな雰囲気も、ネガティブな雰囲気も伝染します。
そして、チームは生き物なので、ネガティブな雰囲気は、チーム全体に伝わります。
サポータの皆さんが勝てないかもって思ったら、選手にも伝わります。
大げさかもしれませんが、これは真実です。
スタジアムは熱狂していい場所
サッカーの楽しみ方っていろいろあるんですよね。
私自身も、静かにサッカーというスポーツについて考えながら見ることも好きです。
ただ、自分の愛するチームが勝てばめちゃくちゃ嬉しいし、負ければ悔しい。
ぼこぼこにされたら、喋りたくないし、完勝したら語りたくなる。
スタジアムという場所は、現実からは、切り離された場所であると思います。
街中で大声をあげることもなければ、心のそこから悔しがることってないと思います。
スタジアムは現実とは、切り離された、ある種特別な場所。
自分の好きなチームを心のそこから応援できる場所って素敵じゃないでしょうか。
そんなチームを私たちの力で勝たせたくないでしょうか?
何度も言います。サポータの力でチームを勝たせることができます。
ギリギリの戦いを有利にできます。
さあ、今こそ勝利のために立ち上がろう。