いいサッカーってなに?
こんばんは。
お久しぶりですね。ここ1ヶ月ほどブログの更新が出来ずにいました。
ただ、Jリーグ、CLリーグをはじめとした海外サッカーの試合をたくさん見てきました。
そんな中で、自分の中に1つの疑問が浮かんできました。
それは、タイトルにもあるのですが、「いいサッカー」ってどんなサッカーのことをいうのだろう? という疑問です。
その問題についての自分なりに考えたことを今回は、話して行きたいと思います。
ポゼッションこそサッカーである問題
ペップ時代のバルセロナが圧倒的な強さを見せていた時代にこの考えが世間の一般的な意見となっていました。
確かに、あの時代のバルセロナの、美しいパスワークで相手を翻弄し、得点を奪い勝ち続ける姿に、多くのサッカー少年や、指導者もワクワクしたことは、否定できません。
実際に、育成年代でもポゼッションを志向するチームが増え、ポゼッションこそサッカーであるという考えが広まっていきました。
しかし、ポゼッションを志向するペップのサッカーに対抗するように、当時のドルトムントや現在のリヴァプールのような、ハイプレスからのショートカウンター型のチームも出てきました。
個人的に、ポゼッション型のチームよりも、ショートカウンター型のチームに、魅力を感じていました。
もしかしたら、ポゼッションこそ全てというサッカー界の風潮に嫌気がさしていたのかもしれないですね。
結局、どちらが正しく、いいサッカーとはいえないことに気がつきました。
それぞれに魅力を感じる、ポイントは違うなと思ったからです。
結局強いチームはいいサッカーをしてるのか?
この考えは、半分正しくて、半分間違っていると思いました。
サッカーでは、チームの力を100%発揮できるサッカーをしないと勝つことは難しいからです。
その点では、強いチームがいいサッカーをしているという考え方には、一理あるかなと思います。
しかし、バルセロナのようなチームが、勝利のために、ポゼッションを完全放棄し、ドン引きからの、メッシの個人技頼りのようなサッカーで結果を出していたとしたらどう思いますか?
おそらく、バルセロナのサポータは、良くは思わないでしょう。
ここがサッカーの難しいところでありますね。
いいサッカーとは、期待値を超えるサッカー
これが僕の考えた、いいサッカーの定義です。
バルセロナと松本山雅では、期待することが全然違います。
バルセロナは、美しいボール回しで、楽しませるという期待に応えた上で、勝利をするという期待値を超えたときに初めていいサッカーという評価になると思います。
一方松本山雅に求めることは、泥臭くても懸命に走り、勝利を目指す姿勢です。
そこに勝利という結果が加わることで、いいサッカーとして評価されます。
例えそれが、ドン引きからのワンチャンスをものにした勝利だとしても。
これこそが僕の考える「いいサッカー」です。
サポーターやファンは、いいサッカー=期待を超えてくるサッカーが大好きです。
これからも「いいサッカー」を探して、試合観戦を続けていきたいです。