恐怖でチームは強くならない
最近、サッカー関連のニュースで悲しいことが、いくつかありましたね。
パワハラ、暴力。
自分の経験から、考えても、他人事とは思えない話でした。
あきらかになっていないだけで、このようなことは、まだまだあると思います。
悲しいですが、これが現実です。
僕が、中学生のときも、ハーフタイムに相手ベンチで、選手が一人ずつビンタされていたり、練習中の態度が悪いと言われひたすらダッシュさせられたり。。。
高校生になっても、ひたすら怒鳴られ続け、なんのために、サッカーをしているかわからなくなることさえ、ありました。
1つ言いたいのは、僕らは、ふざけていたわけでは、ありません。
ただ、プレーがうまくいかなかっただけなんです。
失敗したくて、失敗してるわけではない。
危険なプレーをして厳しく怒られるのも、分かります。
チームの約束事を守らなくて怒られるのも分かります。
ただ、プレーがうまくいかなくて、人格を否定されるレベルで怒られる、暴力を振るわれる。
こんなことあっていいはずがありません。
指導者の方に言いたいのは、「楽をするな」ということです。
選手が一生懸命に、やっているのに、なぜ、怒鳴る・暴力によって選手をコントロールしようとするのですか?
自身の指導力の低さから、目を背け、楽なやり方に逃げるなと言いたいです。
僕も、指導した経験があるので、分かりますが、難しいです。
サッカーだけに限らず、人に何かを教えるのは。
我慢だって必要だし、知識も必要。
鬼のように怒り、選手を軍隊のように使えば、結果が出るかもしれない。
そんなの監督の力じゃない、選手が頑張っただけです。
そういうチームは、長期的に結果を残せない。
そんな指導者と会ってしまい、サッカーがストレス、嫌いになる人が、1人でもいまくなることを願います。
その為にそんな指導者を許しては、いけないと思います。
選手は、苦しくても頑張ります。
理不尽があっても、夢や目標のために頑張ります。
支えてくれる、親や友達にも、言いにくいんです。
だから、こそ違和感を感じた、周りの大人が、守るべきなんです。
絶対にそんな指導者を許したらだめです。
恐怖でチームは強くならない
選手を前向きにし、ともに進んでいくのが、指導者といえる。
本当の指導者が、増えることを心から願う。